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4年目の3月11日。
東日本大震災から4年目の3月11日になりました。
犠牲になった方々のご冥福を心よりお祈り致します。

2011_miyako01.jpg

去年と同じような内容になってしまいますが、また書きたいと思います。

それまでは自分の住んでいる町や思い出深い場所が消えてしまうなんてこれっぽっちも考えた事はありませんでした。
大勢の人が犠牲になり、地元でとても良くしてもらった海の家のご夫婦の奥様が亡くなられたと聞いた時はひどくショックを受けました。
ご主人から色々な話を聞いて、自宅も流されてしまっている状況でもなんとか支えてくれる沢山の人達や娘さんと一緒に海の家を続けていくという気持ちに感動しました。

2011_miyako04.jpg

海と共に暮らしてきた人達というのは、海の豊かさも知っていますが、同時に怖ろしさもよく知っています。
自然をよく知っている人達は、自然が予告なしで命を奪うということを充分理解して自然と共に暮らしています。
ちょっと海や山に遊びに行く程度の我々には無い「覚悟」のようなものを持っています。
そして、決して自然に対して恨んだりすることは無く、いつでも自然を愛して敬っています。

災害の無い場所に暮らしている人達が「そんな危ない所に住まないようにすればいい」と言うことがありますが、どこに住んでいようと予測不能の災害は起こるものです。大事なのは起こった時にどうするか、という事だと思います。
被災地で問題なのは、被災した地域を住居不可に指定してしまうこと。
家が流された上に土地まで奪われてしまうのは被災者にとってどれだけ大きな損失になるか、役所はまるで考えていません。
リスクから逃げることばかり考えています。
そうではなくて、避難ルートや施設をしっかりと再構築した上で、また住みたいという人には住むための補助をするのが本当の復興支援だと思うのです。
4年経った今でも、仮の住居で暮らしている人達が大勢います。

それから、この震災でとても心に突き刺さった言葉があります。
「やらぬ善よりやる偽善」
たとえ気持ちが無くても、何かを期待していたとしても、そこに行って手を貸すという事は、凄い事なんだと痛感しました。
地元を心配しながらも、現地に行って手伝えない自分が悔しく、恥ずかしく思いました。
そして日本全国から集まってくれたボランティアの方々にはありがたいと思う気持ちで一杯でした。
当時は募金や行方不明の親戚の避難場所を探すことくらいしか出来ませんでした。

忘れないためにも、当時の写真を載せておきます。
2011_miyako02.jpg
2011_miyako03.jpg
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日々のこと | 06:40:46 | Trackback(0) | Comments(4)
コメント
こんにちは!
まさかの地元でしたか…!
日に日に忘れ去られて計画停電も節電もやらなくなった今
けじめの意味もこめてこの日だけでも計画停電を全国的にやってしまえばよいと思う自分
2015-03-11 水 10:06:26 | URL | ISAmu. [編集]
Re:こんにちは!
コンビニにも東日本大震災の募金箱を置いているところはあまり見かけなくなりました。
時間だけが過ぎて、遅々として復興が進まないまま忘れられていっている気がしますね。
元々東北の沿岸の町は経済的に苦しく、震災後に復興するための資金がありません。
瓦礫は驚異的なスピードで片付きましたが、それからは何も進んでいないのが現状です。
阪神淡路大震災よりも復興に時間が掛かると思います。
それでも「あまちゃん」のおかげで三陸鉄道がメジャーになって観光客が増えたのはとても嬉しいですね。

2015-03-11 水 18:06:12 | URL | Takase [編集]
こちらこそ、はじめまして
まさかの地元でしたか!!!
コメントを頂いたのでこちらでもコメントを、と来させて頂きましたが、タルト記事でのワタシの心無い発言に傷ついておられないかと心配しております。

こうして地元の方が、被災地の現実を伝えてくれるのは良いですね。
説得力があり、何よりも頭でっかちになっていく私達の胸に素直に響く。
今、被災地が被災者が本当に求めているものは何なのか、改めて教えられた思いです。

しかし、「やらぬ善よりやる偽善」かぁ…
胸にぐさっときたね。
2015-03-12 木 12:14:11 | URL | タルトFC2 [編集]
Re:こちらこそ、はじめまして
タルトさんの記事を読んで、とても共感するものがあったので(特に後半)ついついコメントを書き込んでしまいました。逆に気をつかわせてしまい申し訳ありません。

幸い実家は高台にあって被害もほとんどありませんでしたが、当時はまるで連絡がつかず、一週間ほど経ってからやっと実家の状況がわかりました。
自分は千葉に住んでいて家族も仕事もあったので、地元に飛んでいってボランティアをすることが出来ず、とても歯がゆい思いをしました。

報道では全てを美化してしまおうとする部分があり、「災害の影にある闇」の部分は触れないようにしています。
そして被災者は全員が善人ではないことも事実です。
ボランティアをあごで使うような人達もいます。
タルトさんもボランディアに行ってくださったんですね、ありがとうございます。
しかし残念な人の所にあたってしまったのはお気の毒でした。

ボランティアは見返りを望んですることではないものですが、やはり人間です、気分の悪い思いをすれば、モチベーションは下がります。

かわいそうな部分を強調せず、被災者が頑張っている姿を報道した方がより人々の心を動かすような気がしますね。
2015-03-12 木 18:09:54 | URL | Takase [編集]
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