1988年にアーケードに登場したカプコンのシューティングゲーム、「ロストワールド」。
この頃のゲーセンは次々と新しいゲームが発売され、華やかな光を放っていた。
そしてその中でも美しいグラフィックと様々なアイデアでこのゲームは人々を魅了した。
まずコントロール系が一風変わっていた。ノーマルの八方向レバーと、ローリングスイッチという360度クルクルと回転する大きな攻撃ボタンが付いていた。
プレイヤーは360度に攻撃出来るようになっており、ローリングスイッチを押しながら回転させるとショットを撃つ方向を変えることが出来る。
さらに主人公の周りを自在に回転する「サテライト」(基本で付いているオプション)をコントロールするのにもこのローリングスイッチを使用する。スイッチを押さずに回転させるとサテライトがプレイヤーを中心にして円運動を行い、スイッチを押し込んだ状態ではその位置に固定される。
このサテライトは小さいながらも敵弾を消すことが出来るのでちょっとしたシールドにもなる。
各ステージはスクロール方向が変わったりして飽きさせない。途中に美人の店員が武器を売ってくれるショップもあり、さまざまな武器を手に入れることでパワーアップしていく。
ゲーム後半に出てくる「ホーミングレーザー」は初めて見たときに驚いた記憶がある。
出てくるボスたちも個性的なものばかりで面白かった。
制作スタッフがかなり「北斗の拳」好きとみえ、ラオウそっくりの巨大ボス「武神」やライガ、フウガそっくりの「雷神」「風神」などが登場する。
ラスボスの「天帝」はとんでもない数のレーザーを撃ってくる怖ろしい奴だった。
わりと高難易度のゲームだったが途中のデモのクサい台詞や漢臭さムンムンの硬派なフンイキにすっかり惚れて、かなりやり込んだ。
間違いなく今でも通用する良作ゲームの一つだ。
ちなみにファイナルファイトにでてくる「トゥーピー」というザコキャラはこのゲームの2Pそっくりだった。(そういえばこのゲームの主人公は名無しだった!)
この時代のアーケードゲームはファミマガのアーケードゲームコーナーで
新作の画面がちょっと出るだけでドキドキしてました!!
こんなすごい物が動いちゃうんだ位に。
21世紀は家庭用も進化しすぎてゲームセンターで凄いゲームを見る、並んで遊ぶという感覚は完全に有りませんよね。
あとロスとワールドの主人公って名前無かったんですね
当時は皆シュワ……だと思っていましが。
ちなみにPCエンジンCDROM版のアレンジ音楽は今聴いても凄いです!
ISAmu.さんの仰るとおり、アレンジBGMは豪華でオリジナルを聴けなくなってしまうほど。
メガドライブにも移植されてましたね。でも何ゆえタイトルが「フォゴットンワールド」になっていたんでしょう?(海外版はアーケードもフォゴットンワールドでしたが。)
名無しの超戦士、懐かしい~
自分はロストワールドじゃなくファゴットンワールドの方で
覚えていたなぁ。ロストワールドって向こうではなんか有名だし
権利とか発生しちゃったのかな?
あの当時メガドラ最高だった…ウルフチームのグラナダとか
スーパー大戦略とか(違
声はモロ社員なのが良いですね(笑)。体負けしてて…今見ても絵が上手いですねカプコン。
ドットはメーカーの色が出るんで味があって良いんですけどね~。
PCエンジン版は未プレイなんでアレンジ曲是非聴いてみたいです~。
ファイティングストリートも素晴らしいアレンジだったんで…。
そうですね、たぶん「ロストワールド」だと某有名SF映画との色々な問題が発生するのでしょう。
グラナダは面白かった!あれは確かX6800からの移植だった。
サンダーフォースⅡとか、結構X6800のゲームがMDに移植されてましたなぁ。
>篤記さん
声、最高です!あの渋いグラフィックで弱そうな棒読みのボイスがなんともミスマッチでインパクト大でした。
ヘタな分、クサい台詞がいい感じに中和されていました。
逆にあれで声優さんの演技の声だったら恥ずかしかったかも・・・。
ファイティングストリートも音楽豪華でしたね。
あの頃は、カードに入れるには容量不足、しかしCDに入れると余りまくりなので、たっぷり余った所に音楽データを入れるというパターンが主流でした。本体のサウンド機能が豪華になってしまった今は、あまり意味が無くなってしまった手法ですね。
そういえば、ゲーム中CDを入れ替えて、強引にBGMを変えて遊んだ記憶があります。
いやいや検索で飛んで来たんですがね。「ロスト ワールド」で。
武神かなり痛そうな顔してますよね、ダメージ時。
あのステージのBGMを筐体にテレコ近づけて録ったのは自分の
中でいい思い出です。
管理人殿でありますれば、ご存知とは思いますが、
現在、コントロールパネル付きで
CPS1な「ロストワールド」は10万円を超えるプレミアム基板なのは
ちょっと悔しいですね。家庭用ハードに、
パネル付き完全移植で、1万円台なら
購入する人も結構いるかも知れませんね。(ニッチすぎて採算合わない
とは思いますが)
またどこかで遊びたいです。
ほんとに通常の渋い顔とのギャップが凄かったですよね。
私もゲームミュージックを録音するのに直録りしてました。
客が少ない開店時などを狙ってやってました。
ダライアス筐体にヘッドホン端子が付いた時には感動したものです!
>10万円を超えるプレミアム基板
ええ~~~~~!?そうなんですかっ??
知りませんでした!
やっぱレア度の問題でしょうか?
ちなみに私は昔のテーブル筐体が欲しくて、ヤフオクなんかを見たりするんですが、けっこう高いですよね。
セットの基盤によってはとんでもない価格だったり。
>パネル付き完全移植で、1万円台なら
あのコントロールパネルは欲しいですよね~~。
う~ん、1万円台・・・・出たら買うかも・・・。
70~80年代のアーケードゲーム専門のゲーセンあったらいいですね~。(もちろんテーブル筐体メインで)
もしそんな店が出来たらかなり流行りそうな気がするんですが。